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【対象年齢低め?】ジュマンジ/ネクストレベルを見た感想・レビュー【ネタばれあり】

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こんにちは

 

今回は、ジュマンジ/ネクストレベルを見た感想になります。正直18歳以上はつまらない結果になるのでは?と思いました。ネタバレありなのでご注意ください。

 

【目次】

 

ジュマンジ/ネクストレベルとは

 

 

約20年振りの続編となった『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』に続くアドベンチャーシリーズの第3弾。再びゲームの世界に入り込んだ4人の高校生に2人の老人が加わり、砂漠や雪山などから生還するためサバイバルを繰り広げる。出演はドウェイン・ジョンソンやジャック・ブラックら前作のキャストのほか、ダニー・デヴィート、ダニー・グローヴァーが共演。監督は前作のジェイク・カスダンが続投する。(参考

本作は、ジュマンジの第三作品目です。あれ?なんかもう少しあったようなと思った方もいらっしゃるでしょう。それは「ザスーラ」です。あれは精神的な続編であって正統続編ではないようです。

 

 

ジュマンジネクトレベルの総合評価

個人的な総合評価は5点満点中1.89点です。正直かなり厳しい評価となりました。

 

話の盛り上がりに欠ける

まず、話の脚本がかなり盛り上がりに欠けるものがありました。主人公もかなり魅力がないを超えて、「無」の俳優で、初っ端に出てくるキャラクターの魅力が半端なく少なかったです。

 

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しかし、このおじいちゃん!だけは本当に愛嬌があって、最高でした。正直このおじいちゃんとこのおっさんで、「最強のふたり」やったほうが良かったんじゃないの?

 

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そして、久しぶりの彼女に会うことになって、ビビった主人公は勇気を取り戻すために命がけのゲーム「ジュマンジ」を引っ張り出してきます。マジでワクワクしなかった。なんか唐突過ぎませんか?ってなりました。初代ジュマンジはもっと流れがスムーズだったような気がします。思い出補正かもしれませんが。

 

キャストが多すぎる、わかりにくい

正直キャストが多すぎる気がしました。しかも、ゲームキャラクター間でプレイヤーが移動する設定は更に作品への感情移入の妨げになった気がしました。しかもキャラクターとプレイヤーのミスマッチ感が更に作品全体への魅力半減になったように思います。後述する俳優個人の演技力でなんとか作品として成り立ったように感じました。

 

ストーリーの中身のなさ

本作の失敗した点は、「テレビゲーム」のような設定がある前提で話を勧めてしまったことでした。そうなると、視聴者は現実世界の「ゲーム」知識の土台で作品を見るほかありません。映画特有の、現実との乖離した「未知数」のワクワク感は感じることができませんでした。初代ジュマンジは勝手にコマが動く古めかしいボードと異世界を行ったり来たりする、少し怖いようなドキドキ感がありました。「次はどうなるのだろう、ちょっと怖いな」な感情がわきませんでしたしょうか。

 

本作にはそういった要素は殆どありませんでした。ゲーム上の設定によってプレイヤーが無敵モードだからです。ブレイブストーン博士がとにかく無双するだけ、主人公は彼になって「勇気」を手に入れることができたかのような錯覚を見ます。本当の勇気とは何なのだろうと疑問に思いました。

 

敵がチープすぎる

ジュマンジに敵は必要だったのでしょうか。本作はかなり取ってつけた敵が登場しますが、記憶にも残らない野蛮人でした。

 

キャラクター別得点表

ここからはキャラクターごとに感想を述べたいと思います。

 

ブレイブストーン博士 30点

 

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序盤はスペンサーおじちゃんがこのキャラクターのプレイヤーになります。正直微妙すぎましたね。あとの展開を見ても、この設定は微妙でした。スペンサーおじちゃんはそのままで出てきてほしかったです。

 

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このキャラクターはドウェイン・ジョンソンがなんとか成り立たせていましたが、もっと上手な脚本だったら輝いたはずだと思っています。

 

オベロン教授 90点

 

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このキャラクターはもう、ジャック・ブラックの本領発揮でしたね。もう設定とかじゃなくて、彼が面白かった。彼じゃなかったらできなかったレベルでした。

 

マウス/ルビー /シープレーン 10点

 

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誰?というくらい記憶に残りませんでした。マウスは設定上まどろっこしく、ルビーもなんかなあって感じです。

 

ウマ

なんでこれにしたん?

 

フリートフット 5点

 

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序盤の主人公が操作するキャラクター。物語に多様性をもたせたかったのかもしれませんが、正直微妙でしたね。主人公特有の「弱さ」の表現が弱かったと思います。なぜこの設定にしたのか、権力が働いたのでしょうか。

 

ジュマンジに求めること

初代ジュマンジって未だに少し「怖い」イメージがあります。それは悪魔のゲームが始まるからです。弱い現実世界のプレイヤーが生死をかけて戦うゲーム

 

 

今作は「3回遊べるどん!」というライフ設定。そうなると途端に「スリル」がなくなって「ゲーム」になっていきます。気軽に死んでも平気な設定は少し空気を軽やかにしすぎてしまった気がします。それは今作のターゲットが低年齢、ファミリー層に向けたからなのかもしれません。今の低年齢層は過激なことはすべてダメなのだなと感じました。

 

また、もう一つ重要だったのは「切なさ」です。初代ジュマンジは子供のまま体が成長した主人公が「ゲーム」を終わらせるためにゲームを始めます。そこには様々な感情のドラマが描かれていました。今作はなぜ、ゲームが始まったのでしょうか。なぜゲームに入ることになったのか。主人公がポチっただけなのです。ゲームを始めるために悪魔のゲームを始めたのです。なんか暇だからポチった感じと似てるなと思いました。

 

最後に

最近の映画は、とにかく強い女性の主人公、多国籍というのが増えて来ましたね。でもそれでヒットしている映画はどれくらいあるのでしょうか。視聴者は平等とか多国籍とかではなく、既存のフィルターで映画を楽しんでいます。はっきりいうと、「想像の範囲内」の映画と王道の流れを求めている気がします。

 

それは今年異例のヒットを遂げた「ジョーカー」でも「天気の子」でもそうですね。もしこれがマイノリティの設定だったりしたらかなり評価が分かれることになったでしょう。ここで僕が言いたいのは、そうしたマイノリティの問題を表現に盛り込むと急に現実に戻るからです。感情移入がしにくくなってしまうのです。それに対する評価というよりも映画の評価が面白くなくなってしまう

 

今後も、マイノリティや多様性に配慮した作品作りを強いられると思います。しかし、それでどれくらいのヒット作になるのでしょうね。僕が再三言いたいのは、「ヒット」とは感情移入できるかどうかなのではないかということです。もちろんターゲットにもよると思います。アートよりの映画なら感情移入なんてどうでもいいかもしれませんが、商業映画となるとこの要素は重要なのでは?と感じます。

 

以上です。

 

本記事の画像は公式HPからの引用になります。

 

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