明日も無色

働きたくないおじさんが見つけた正解

【残業を減らす】日本の残業が多い本当の理由を実体験をもとに超具体的に考えてみた

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こんにちは、

 

今回は残業が大嫌いな筆者がまたしても、「残業ってどうしてなくならないのか」を超具体的に考えた記録を残そうと思います。ちなみに筆者は新卒から常時60時間~120時間くらい残業する業界にいて、無事いつもぶっ倒れるお仕事をしていましたよ。

 

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【目次】

 

一般的な残業が多い理由

まず、最初にイメージしやすい一般的な残業が多い理由は何でしょうか。

 

  • 人手不足
  • 早く帰れない雰囲気

 

一般的には、こういった原因があると思います。人手が足りなくて、仕事が終わらない。早く帰りたいのに、帰れない雰囲気。仕事が早く終わったら、会社のみんなのために仕事を分担する。自ら作り出す。そうした慣習が大手から中堅、古い会社を中心に根付いています。

 

なぜなら、これによって彼らは結果を出してきたからです。ぜひ後輩諸君にも、一生懸命勉強をして成果を出してほしいと願っています。そのためには自分の仕事だけでなく、将来的な経営者候補として広い視野で、仕事を理解できるように他の終わらない仕事もちゃんとやってもらいたい。とても熱い思いがこもっています。

 

一方で現実的なことを言えば、早く帰れるような効率のいい仕事を彼らはやったことがありません。すべて手作業でやっていたのですから時間もかかります。しかし、今は効率化ツールやアウトソーシングサービスが大量にあります。そうしたものを使うのが気に食わないという層がまだかなりいるのも問題ですね。

 

残業が多い根本的な理由

しかし、こうした慣習の他にも個人的には以下のような要因があると思っています。

 

  • 上司の確認基準が高すぎる、遅すぎる
  • 上司が明確なゴールをイメージできていない、かつそれを認識していない
  • 上司の思い描くゴールの理想が高すぎる
  • 顧客満足度100%
  • 仕事を実質的にコントロールできないストレスの増加
  • 仕事に集中できない総合職制度

 

上司の確認基準が高すぎる、遅すぎる

だいたい残業が多い実行部隊は上司の承認が必要になってくると思います。そうすると、早くおわして持っていくと、「まだ納品まで時間あるから、もう少し質を上げたい」と要望されます。当たり前ですよね、仕事の質が低ければ、今後のためにもぜひとも質を上げておきたい。そうすると、教育という名のもとに残業が発生します。

 

ここでの問題点は、上司が社内のリミットを無制限だと認識している点です。客先に見せるまでは社内の時間は永久に使える。そう思っている状況があります。加えて、若手は40歳になるまでは一生未熟と考えられているので、それまではどんな時間も勉強に当てるべきだと思っています。腑抜けた学生生活に培ってきたものは意味がないので、全てを仕事に捧げろ。顧客満足度、余すこと無く100%の仕事をする。これが、日本の若手に課せられた使命であります。

 

上司が明確なゴールをイメージできていない

こうした使命のもと、若手は「自分はまだまだ未熟なんだ」という劣等感を抱えてお仕事に向かいます。何度も修正して、上司に提出をします。しかし、出す回数が多くなればなるほど、指摘を受けて戻ってくる。ここで起こっているのは、上司の偏見と自動化です。彼らには、刷り込まれています。「こいつは何度も修正を持ってくる時点で仕事ができないやつに違いない。どうせ次もどこか間違っているに違いない。いい加減なやつだ」というバイアスがかかっています。そのバイアスにかかると、人は恐ろしいことが起きます。

 

重箱の隅をほじくり出すのです。ミスを見つけることに終始し始めるのです。本来のゴールが差し替わって、残業に変わっていきます。部下はどこを直せばいい仕事をすることになるのだろうかと途方にくれます。上司は、結局教育のつもりが、ただのマネージメント能力のなさを露呈する羽目になる。その繰り返しで、無駄な時間とストレスだけが蓄積されていきます。本当のゴールはどこにあるのでしょうか。それは結局頭の中にはないのです。

 

すべて完璧であることこそゴール

 

それしかないのです。こうなると、せっかく定時で帰れるように、3回は修正を見込んでスケジュールを立てても無駄です。定時後にもサービス残業タイム(勉強/教育すべし)となって残業確定です。興味のない仕事、安定を求めて入った会社だとしたら地獄ですね。

 

こうしたことはどこの企業でもあるでしょう。だから、何回も修正を出さないように期限ギリギリに出している人もいると思います。ギリギリだと、重要な箇所だけしか確認しないし、重要な部分だけ問題がなければ、ほかは些細なことと理解しているからです。しかし、余裕があるとゆっくりじっくり確認してしまう日本人。ちょっとした誤字や言葉の誤りを指摘しまくります。個人的には顧客よりも上司が気にする人が多かった気がしますね。

 

顧客満足度100%

すべて完璧を目指すお仕事を皆さんしてますでしょうか。ここまで考えて思ったのは、実際の顧客のことなんて上司の念頭にはないということです。あるのは妄想した顧客のみ。その妄想の顧客を明確に部下に伝えることもできません。部下はどこがゴールなのかわからないので、都度上司に判断を仰ぎます。上司も明確なゴール、落とし所を掴みきれていないので、実行部隊の部下が作った材料をもとに「都度」判断するしかありません。

 

それ、めっちゃ遅くない?

 

それ遅すぎますよね。そりゃ仕事遅くなるわ。こういった仕事をしていると、自分に全くの裁量権がないことを実感します。明確な仕事の終わりが見えないので、仕事をコントロールすることができないのです。できることは、早く仕事をおわして、上司の「答え」を見つける作業。さも、ソクラテスのなりきって「質問」をする作業が始まるのです。

 

仕事に集中できない総合職制度

こうしたストレス残業だけが、正社員の仕事ではありません。日本の正社員は別の仕事がたくさん入ってきます。区分けしてしまうと、責任の所在が明確になって嫌なのでしょう。結果として、仕事に集中もできない。あらゆる部署に頭を下げて、やっと家路につく。

 

イメージしただけでも、疲れる。

 

残業を減らすためのおすすめしたい改善案

一般的な対策としては以下のようなものがあるでしょう。

 

  • 仕事の分担
  • 無駄な作業しない
  • 朝はやく来る
  • 優先順位を考える

 

でもこんなのは、やってる人が多いと思うのです。もっと違うこと、これでは解決できないことがあるのではないかと思いました。そうした発想の元、以下のような改善案を思いつきました。

 

  • できる範囲を絶対的な基準とした明確なゴール
  • それに向けた明確なプランの洗い出し
  • 部下などの実行部隊の材料の提供の先出しだけではない提案
  • 異動または転職

 

できる範囲を絶対的な基準とした明確なゴール

日本の会社の大きな空気として「圧倒的なスキル」へのあこがれがありますよね。圧倒的なスキルがなければ生きてないのも同じみたいな空気を感じます。程々の58点では穢多非人です。それを100点に持っていくために、今までは残業や徹夜で乗り越えてきました。しかし、こんな血みどろな仕事のやり方で誰が生きてると思えるのでしょうか。

 

個人的には、質を下げずに働いている人が生き生きと仕事をするためには、「できる範囲」を絶対的な基準として、明確な顧客を想定してそのターゲットへの100%の満足度を目指すべきだと思います。こうすることによって、仕事が明確になり、本当に足りないスキルもわかってきます。なお、その足りないスキルも、現状できるスキルから派生したものなので、夢物語なスキルではありません。今までは、闇雲にミシュランを目指していた仕事も、家系でミシュランを取るとなればより、イメージが共有され動きやすくなります。

 

※以下料理の例えが突如として出てきますが、料理=結果、素材=結果への材料、アイデアと読み替えてください。

 

実行部隊の料理人化

こうしたものを上司と作り上げていくには、一番は現場が素材の料理力を上げることが必要だと思います。ただ、上司に素材を持っていくのではなく、どのように料理したら美味しくなりそうかを上司に提案する必要があります。こうすることによって、より作業効率が上がって、仕事が早くなります。

 

会社を変えよう

ここまでやってみて、上司が何ってんだ!お前の料理とかどうでもいいだろ。俺の料理が絶対だ。崖に登って幻の卵とってこい!と言われたら、自分の目標と照らし合わせて見ましょう。僕は、うーん、ちょっと意味分かんないですね。ってなって辞めましたね。幻の卵じゃなくても、スーパーの味玉でクソうまいのできますよ。って思いました。

 

基本的に、こう考えて動いても上司や会社の方針には逆らえません。「できる範囲の明確なゴール」にしたらいいんじゃないでしょうか?なんて言えるはずもありませんよね。しかし、それを密にコミュニケーションを取り、上司に交渉するしかこの現実を変える手立ては残されていません。

 

よく、上司の愚痴を居酒屋で垂れ流してストレス解消という物があると思いますが、個人的には余りおすすめしません。愚痴って本当に何も変わっていかないんですよね。ノーチェンジですよ。むしろ、ますます会社に行きたくなくなる。僕は、とにかく早く帰りたくて、いつもこの料理いかがですか!!って提案しまくってました。それでも、僕のお仕事は全然減らず、むしろ良くも悪くも増えていき、潰れました。ここまでやってだめなら、会社変えようってほうがより生産的なのでは?って思います。

 

※ここまで書いてみて、でもその絶対的な神なる上司の不可能とも思える結果のために、徹夜と残業、昼休みを削って「実力」をつけている人もいることを考えると根深い問題なのかもと思いました。個人的にはそういう人こそ早く幹部になれるといい気がします。いや、ほどほどでいいという人には強要しないとかじゃなく、一緒にどの目標へ行こうかという歩幅を合わせるような「空気」がもっと醸成されるといいなと思いました。

 

いい仕事のためのアイデアの思いつき方

でも、どのようにやったらその料理の仕方を思いつけるでしょうか。個人的にはメモを取る必要があると思います。頭のいい人はマインドマップとか、メモの魔力とか本にしてますが、そんな堅苦しいものではありません。ただ思いつくことを書いてみるのです。

 

  • 問題
  • どうなって欲しいか
  • 対策

 

この3つを主軸に書き始めれば大抵のことは、それなりの形になりますよ。是非試してみてください。個人的には、メモはGoogleKeep、本格的に推敲するときはEvernoteと使い分けています。全部無料の範囲でやってます。この記事も、それなりにメモを取ったうえで、散歩してこねくり回したうえで書いています。

 

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【参考】 

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できることでいい

以上いかがでしたでしょうか。日本はともかく自分に自信がない人が多くいるように思います。その自信をいつになっても手に入れることができない。資格をとっても、いい会社に入っても、年をとってもいつまでも自分に自信が持てない。その理由は、ありもしない「イメージ」を追いかけているからです。すべてオール5、オール秀なんてのはもう限界ですよ。

 

それではいつまでも自信が持てないのです。まず、うまくはないけどできることを洗い出してみてください。それによって、じゃあ次は何ができるようになればいいのか。どのように精度を上げていくかを考える事ができます。

 

きっと、すでに早く帰れている人からすれば、「そんなのお前の仕事が遅いせいじゃん」って片付けられてしまうかもしれませんが、少しでも、残業で死滅しそうな人に届いたら嬉しく思います。「残業は自分のせいだけじゃないよ」って僕は思っています。他の要因も知りつつ、自分から主観的にできることから変えるための行動のヒントになったら嬉しく思います。

 

※今回のサムネイルの文字が中央じゃないことに気がついた方、「わざと!」ですよ。

 

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