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【手取り14万円】日本でお金の話をすると「卑しい」と感じてしまう理由を考えた【お金不要論】

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Photo by Andrew Petrischev on Unsplash

 

こんにちは、青色申告です。

 

今日は、日本でお金の話をすると「卑しい」と感じてしまう理由について考えたので書いてみようと思います。

 

【目次】

 

はじめに

皆さんは、「お金」の話してますか。年収交渉してますか。最初の給与の交渉をしてますか。僕はできていません。どうも卑しいなと感じてしまいますよね。自分がどれだけ稼いでいるかよりも、どれだけお金がかかっていないか、どれだけ節約しているかの話のほうがしやすいと感じます。

 

それは、営業などのビジネスでも感じます。お金の話は本当に最後の最後、しかもかなりさらっとする印象があります。

 

お金の話は卑しい

どうしてここまで、お金の話を嫌うのでしょうか。調べてみると、根本にはこういった理由があるらしいとわかりました。

 

歴史的にお金儲けは卑しいと感じるような空気づくりを権力者がすすめた

 

参考

なぜ日本人はお金の話が苦手なのか(LIMO) - Yahoo!ニュース

 

元来、日本の国力はとても貧しく、お金を儲けている一部の領主や有力農家、商人と大半の農家という仕組みがありました。こうした仕組みはアジア全般にあるように思います。こうした貧富の差が事実としてあると、貧しい大勢のものに不満を持たれないような空気、制度を作る必要があります。そうした中で持ち込まれたのが、儒教だったり仏教といった宗教ツールだったりします。こうしたものの布教を政府などの国家権力は公式に認めました。

 

それ以外にも、制度として領主に対して自然とお金が集中しないような仕組みを採用したり、お金がなくても家族のつながりや精神的な豊かさがあれば「幸せ」という価値観の定着を図っていきました。この価値観に疑問も抱かないくらい定着しているんじゃないかと思います。

 

こうした結果、いつの間にか「お金の話」は卑しいと感じるようになりました。それよりも、いかに自分が他人に迷惑をかけず節約して、コスパ最強で生きているかが評価されるようになりました。がめついと思われることは、そもそも「悪」。大したスキルもないのに「がめつい奴だな」と思われてしまうのではないかと、誰も彼もが安いサラリーで仕事を受けてしまう。言い値で仕事を受けてしまう。なぜなら、言い値で商売が成立するのが普通だからです。

 

自信がない、スキル不足

このスキル不足ゆえの自信のなさってこの日本ではコンプレックス級に蔓延している気がします。其の結果、戦後などは超職人が多く生まれたのではないかと思います。日本製品のクオリティはすごいと世界で言わしめるまでになりました。現在でも、ホワイトカラーな職業で顕著になっているように思います。多くの場面で「スキル不足」を嘆く経営者が目に付きます。

 

しかしながら、今の社会には世間が求めているスキルを身につける方法は独学しかありません。会社が育てるという旧体制はもう機能していません。理由は学校教育がほぼ役に立っていないし、新卒で入る会社の研修はあってもなくても変わらないレベル。OJTでは、実務経験は積めるものの其の会社でしか使えないような風習や文化が大半を締めています。そもそも高いスキルで差別化して採用する欧米型ではなく、会社で一生を終える型の採用なのでそれでも問題は起きなかったのでしょう。

 

しかし今の20代はきっと違います。ネットが当たり前になって、正しい情報がいらないくらい入ってきます。其の結果、自分らしく生きていくという発想も芽生え始めて、まさに個人で攻めていきたいと思うようにもなります。この段階で生じるのは、大学教育が本当に意味をなしていないので、キャリアに寄与していないということです。実質的に、大学を卒業した段階で、スキルを再度学び直すレベルであるという状況なのです。

 

時給200円のお仕事

結果として、スキル不足ゆえの自信のなさは一層強固なものとして残ることになりました。クラウドワークスなどを見てみると、時給換算200円の仕事に多くの「フリーランス」が群がります。スキルが無いから仕方がない、これで実績を積むしかない。その実、其のお仕事で身につくスキルはほぼない。

 

欧米のように、企業でインターンをすべきなのではないかと気がついたときには30代手前。年齢で足切り、新卒大好きな現在ではかなりチャンスが無くなってきます。生活保護や、警備員、清掃業、アルバイトなど単純労働者、事務系非正規雇用が増加。結果として国全体のスキル不足は加速していく。個人主義は加速して、やる気と体力がないものは「自己責任論」で排除されていく。

 

お金の話が未だに卑しい理由

ここまで来て気がついた方はいるでしょうか。スキル不足と卑しいに関係あるの?と思われた方もいらっしゃることでしょう。ここからは僕の妄想的持論ですが、日本でお金の話が未だに卑しい理由は、物価の割に日本がとても貧しいからだと思っています。もしアジア諸国のひとが出稼ぎで来るぶんには、経済的には豊かなのかもしれません。しかし、業務内容や拘束時間、求められるスキルやストレスに割にお金をもらっているひとは少ないと感じます。

 

もちろん相対的な話ですが、自分の市場価値に絶対の自信を持って値段交渉ができるひとはまだまだ少ないですし、どちらかというと買い叩かれているひとが多いように思うのです。買い叩くの事自体は悪いとは思いません、安く買って最大利益を出すのはとても自然なことです。しかし、其の結果、残業代もコミコミ、雇用形態も偽装されて働かれているひとがとても多いです。いわゆる、ブラック企業がまだまだ多すぎる。ゆえに、未だに公務員がアジア諸国と一緒で大人気なのでしょう。

 

もしかしたら戦後はそうした企業が日本を支えていたのかもしれません。戦争という最大の悲劇に比べたら、ブラック企業など働けるだけでホワイトだったのでしょう。しかし、今は戦争のフェーズではなくなりました。情報がオープンになってきて、錯覚ではなくて現実として理解されるようになります。しかし、それを解決手段は社会にはまだまだ少ないですし、今後も生まれる可能性は低いです。

 

自分らしく生きていくにこめられた意味

今後も少子化が続くなら、若い人向けのサービスよりも高齢者にフォーカスするビジネスが大半を締めていくでしょう。個人的には孤独死を防ぐ高額なサービスなどが生まれてくるのではと思っています。国内の若い人が次第に減り、今の20代が勝機をかけるのは成長の勢いのあるアジア諸国への既存ビジネスの応用でしょう。今を決してかえることなく、最低限のコストで儲けようと考えるはずです。

 

消費を拒否する消費でもありましたが、消費を拡大する選択よりも消費をへらす傾向に世界全体が進んでいるように思います。でもそれを成し遂げるためには、子供を持つという選択が実質的に減ってきます。個人の豊かさによりフォーカスされ、少ない予算で自分らしく生きていくということでしょう。そうした点で規模的な貧しさは今後も増加します。より業務内容も減った労働力を補うために自動化していきます。仮に人口を増やしても、其の頃には仕事がありません。全て自動化されてしまっています。もし子供を将来的にも生き抜ける人間、いわゆる成功者に育てるためには、よりお金をかける必要が出てくるでしょう。

 

お金を稼いでいるより、自分らしく生きていくことが称賛されるようになってはいませんか?自分が幸せならお金なんて古いよ?ってなってはいませんか?

 

手取り14万円

最近ですと、ホリエモンが手取14万円はお前が悪いと言って話題になりましたが、ホリエモン曰く、14万円でも地方移住やクラウドワークスで稼げば消費も抑えて、サブスクリプションで「良質なエンタメ」を享受できて幸せになれるとのことでした。

 

確かにそれは一理あります。しかし、多くの人がなんか違うなと思ってはいませんか?手取り14万円で家庭を養えますか?税金は払えますか?地方に移住すぐできますか?引っ越せますか?この根本には自分だけよければいいじゃないかという発想があります。とても欧米的ですね。しかし、儒教的な文化背景がある日本では、そういうわけにも行きません。親を養いたいし、子供には立派に育ってもらいたい。そうした家族感は希薄した現代でもまだあるでしょう。

 

お金なんてなくても生きていけるよという発想は、もしかしたら400年前と変わらない形を変えた貧困ワードなのかもしれません。ここで言う貧困とは経済的規模の縮小という意味での貧困になります。今の若者ならこれに加えて、結婚しなくても、家族を持たなくても、幸せになれるかもしれません。しかし、ちょうど境目に入る30代後半から40代の方々は旧来の家族像をもって働かれてきているから、残業前提のローンや大きな所有物を持っていることも多いでしょう。そうなると、まさに最悪の貧困になりかねないのです。

 

より有形物へのコストを削減して、利益を産もうとするする仕組みができつつあります。人間が仕事をしなくても、利益を自動的に生まれていく様にいずれなるでしょう。そうなったときに、また利益の再分配が行われなかった場合、スキルが無いと排除されてきた人々の生活は悲惨になることでしょう。

 

最後に

Youtubeを見ていても、本当はすごく稼いでいるのに、炎上するからと「もうウハウハですわ」と自慢しているひとは少ないように思います。なぜ炎上するのでしょうか。お金の自慢をするひとは卑しい、器が狭い、共感できない、お金を稼いでも質素な生活をしていると評価が高いという価値観があるのではないでしょうか。

 

この共感性について考えると、見えてくるものがあると思います。お金で儲けていないから共感できないのです。俺たちはこんなに汗水働いてるのに、ムカつくという現実があるのです。

 

以上いかがだったでしょうか。めちゃくちゃ横暴な論理展開でしたね笑。でもあれもこれもと材料をだすと、自分もブレブレになってくるのでこんな結論を出してみました。60点くらいあってるかなと思います。

 

こんな話が書かけるのもブログの良い点ですね。あくまでエンタメ妄想ブログとして読んでいただければ嬉しいなと思いました。個人的にも、横暴すぎだろ!!って思いながら書いてみました笑

 

以上です。

 

参考記事

gigazine.net

日本人は「スキル不足」 主要国で最下位 原因は教育と労務慣行 | 財経新聞

日本とアメリカの貧困は、どこが同じでどこが違うのか | 冷泉彰彦 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

ジム・ロジャーズ"日本はより貧しくなる" 衰退を防ぐには「移民」しかない (3/3) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

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