明日も無色

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【地方田舎】親に公務員試験受けろと言われ、無事全落ちしましたの回

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こんにちは、青色申告です。

 

今公務員試験を受けたところ、見事に全落ちしてしまったので、その過程で思った個人的なことを書こうと思います。

 

筆者の過去

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【目次】

 

 

公務員という過剰理想な存在

皆さんは公務員に対してどのようなイメージを抱くでしょうか?

 

  • 安定
  • ホワイト
  • 仕事楽
  • 転勤少ない
  • 事務職
  • まったり
  • 社会的信用

 

こういったイメージを抱いてはいないでしょうか?今の若い人には少ないかもしれませんが、地方の高齢者はこれを160%信じて信じすぎているように思います。

 

親から言われる「公務員になれ」問題

そして、地方でよく言われることは「公務員になれ」です。

 

大学を卒業したら、公務員試験を受けて、公務員になる

 

これが幸せであり、最適解。大正解。むしろこれ以外は、不正解。何をしても応援もされないし、失敗したら非難される。全ては自己責任の穢多非人。それを幼稚園のころから呪文のように聞かされていると、それが正解のようにも聞こえてくる。受験の延長で就職先も用意されているような気がする。

 

民間はどこもブラック、唯一の聖域は「公務員」だけである

 

公務員は決して潰れないと信じ切り、ニュースには税金泥棒と言い捨てるのに、身内の公務員は自慢する。それ以外の非正規の働き方は非難轟々。概ねこんな状況ではないのかなと思います。

 

公務員受験者の思いまとめ

最近では民間の売り手市場にもなり、公務員の倍率も以前より下がってきました。しかし、依然として受験者は結構多いと思います。少しだけ彼らと話して見て感じた価値観は以下のようでした。

 

  • 安定・ホワイト神話を盲信しすぎている
  • 管理職になればウハウハだと思ってる
  • ネガティブな話題は聞き流し、「自分は違う」と考えている
  • とにかく終身働けるところじゃないとだめだと思っている
  • スキルよりも激務じゃないか
  • 民間はブラック、給料低い
  • 公務員じゃないと「人間になれない」
  • 公務員じゃないともう働く場所がない

 

前半は主に親の影響が強い新卒枠に多い印象がありました。一方で後半は既卒の高齢受験者に多い価値観でした。

 

公務員じゃないと、人間じゃない

 

とても印象的な言葉だなと感じました。

 

僕が全落ちした理由:不適正な発言

そうした中で、僕も受験をしてきました。敗因は下記です

 

  • 筆記試験で重箱の隅まで覚えて、高得点を取れなかった
  • 数的処理を一問も解く気が起きなかった
  • 面接で「公務員」に適した人材になりきれなかった。

 

単純に、筆記で落ちたところは勉強不足で終了です。スー過去シリーズしかやりませんでした。なので今回言えるのは面接についてのみです。こんな筆記対策でも面接に進むことができた自治体はいくつかありました。

 

面接で、僕は何一つとして公務員に適した人材像を表現することができませんでした。どちらというと、「君公務員向いてないんじゃないの?」と思われるだろう言葉ばかり言ってしまいました。

 

公務員しか選択肢しかない地方の現状を変えて独立・起業する若者が増えるようにしたい。戻ってきたくなる地方にしたい

 

そう言ってしまいました。面接官の反応は芳しくありませんでした。もちろんこれだけが原因ではないでしょう。僕以外の新卒グループは全員合格していましたから、ある程度新卒を優遇する措置は働いているようにも感じました。

 

覚悟なき受験

僕は大学の頃から行政よりも民主的な経済活動が基本的に社会を良くすると思っていました。行政はそれのサポートに過ぎないと。そうして、いろいろな職業を選択してきました。

 

でも、結果としてポンコツなのでやめて無職、何を思ったか公務員になれば「正解」なんだと甘い誘惑に負けて受験。しかも全落ち。雑魚すぎてウケてきますね。きっと、これを読んだ合格者はこういうと思います。

 

雑魚。公務員試験舐めんな。

お前みたいな雑魚受かるわけ無いだろ。

試験なんて対策すれば余裕で受かる倍率なわけ。

つまり、落ちたやつは対策不足で、全部言い訳よ。 

 

って。

 

正論すぎます。僕は試験中にすべての方向性がぶれていたのです。志望動機の捏造と、本音ではない志望動機に葛藤を抱きました。受かりたいけど、本音でミスマッチなら永久にミスマッチなのでは?と思ってしまったのです。この内容で受かってどうするの?また繰り返すの?と思ってしまったのです。

 

しかし、その葛藤を抱いている時点で現実が見れていない証拠でもあります。実際のところ、公務員試験は「実際のマッチング」を図っているわけではありません。「確からしさ」を図るいわゆる騙し合いのゲーム。そのゲームの土壌に、疑念を抱いている時点でゲームに負けているのです。ゲームのプレイヤーにすらなれなかったのです。

 

両親が望むがままの公務員受験

 親は「公務員を受験する」と聞けば、すごく喜んでくれました。今まで僕がやってきた「理解できない職業」からやっと「正常な道」を歩んでくれる。その期待にはまた答えられず、元きた道へと座り込みそうになっています。 

 

結局、何者かになりたくて、どれができてあれができてと理想を追いかけて、何者にもなれませんでした。なにかできるようなことは増えているけど、確実的に成し遂げたいものもない。働きたいと言う思いも、金銭を得たいという思いもかなり希薄。どこでも働けるけど、ここじゃないとだめと言い切れない。自分を騙しきることができない。自分を騙しきって、正気になったときが怖いから。

 

つらいな。

 

公務員になったとしても辞めるのではないか

こうなるのは結果が出るより前から想像はしていました。きっと僕は公務員になってもやめる可能性があると思っていました。なぜなら、公務員になるという選択をずっと迷っているから。

 

これはネガティブキャンペーンでもなんでもないですが、こんなに覚悟もなく受験している僕が働けば、現実の労働は民間と大差はなく、無駄に地元ゆえのプレッシャーに押しつぶされる気がしたからです。

 

これがあと30年続く。

 

あの上司のように

あの人ようになる

 

結婚、子供、家、

 

きっと僕の目は昔の「死んだ目」になるのだ

 

それなのに、結局受験している。それは親の存在があります。親の会うたびに聞く「公務員」と言うワードに負けたのです。「正解」になったら正解なんだよね。って子供じみた思惑に負けたのです。しかし、筆記はなんとかなったものの自分を騙し切れずこのように惨敗しました。

 

最後に 

 僕の人生はこれから輝かしい未来も進路もありません。ただ、また新しいことを勉強し始めています。きっとまた違う職業につくと思います。公務員にはならないことだけを決めました。

 

もしかしたら日本ではないかもしれません。僕はアグレッシブでしょうか、それとも無能でしょうか、阿呆でしょうか。また親に言われて進路も方針もブレブレで一貫性がないまま悩み・悶絶するのでしょうか。

 

全部正解なのです。

 

僕はこれからも底辺を這いずり回るでしょう。社会的な信頼も、名声も、友情も、恋愛も結婚もきっとできないでしょう。何モノにもなれないまま、人よりすこしだけできることは増えていくけど、誰かに勝ちたいとか、絶対なりたいものあるわけでもありません。しかし、のらりくらりと生きていくのもできなくて、いつも壁にぶち当たる

 

これは価値があるのだろうか

これは正しいことなのだろうか

 

 

と、疑問を持ちながら体中に蔦を巻きつけながら生きていくのでしょう。体が重いことを認識しながら、歩を進めていく。その道の先に何があるのかはわかりません。でも僕がイメージしているその風景には、誰もいません。

 

ただ僕一人だけが夕暮れの中歩いています。それでも、僕が面接でつぶやいた「若者にもっと選択肢がある世の中になればいいのに」という言葉だけが自分の中でこだましています。

 

以上です。

 

コラム:半年で筆記試験を通過するための対策

以下まとめです。

筆記対策

スー過去のみひたすら暗記。5周しました。

 

併願先

 

グループディスカッション

 

コラム:公務員試験全落ちした君へ

僕の場合は、正直公務員への適性が疑われる状況がはっきりしていました。しかも覚悟もないまま、人のせいにして受験をしてしまいました。

 

しかし、僕以外の誰かが覚悟を持って臨んだが公務員全落ちで検索してこれを読んでしまえば、なんの参考にもならないと思います。なので、参考程度に思考のヒントを提示できたらと思います。

 

  • なぜ落ちたのか分析(正答率・席次・面接の内容・反応)して、合格の可能性があったのか
  • なぜ公務員なのか
  • 本当にやりたい仕事なのか
  • 結局何者になりたいのか
  • 面接官と話して、こういう人を上司にしたいと思ったか
  • 公務員試験制度についてどう思ったか。当たり前の制度で、これからもこのままでいいか
  • 民間の本当の状況のリサーチ。公務員の仕事に何らかの興味が湧いたなら、絶対民間にも数倍は興味が湧く仕事がある。絶対ある。どうせ受からないなら受けてみろ。そこでも何故落ちたか分析。公務員に適性があるから落ちたと言えるか。
  • 公務員の情報をもっと集める。転職口コミサイトも登録して、口コミだけ全部読む。実際の人なんていいことしか言わない。掲示板で聞いてもいいが信憑性が怪しいので、掲示板に頼るなら全部の情報を読め。

 

以上を調べてたとしても、結局

 

公務員しかなれないんだ

地元に帰るには公務員しかない

無職期間が長すぎて、もう公務員しかまともな職場がない

 

 という人も出てくると思います。そしたら、公務員にチャレンジし続けるのは止めません。やってみてください。ただ、すべての未来をそれに掛ける前にあらゆる選択肢を常に考えてください。ただ、縄を用意する必要はありません

 

どんな職歴だろうと、生きていけます。

 

※こうした現状を変えることは「公務員」にはできないんだなと、この試験期間中に実感しました。

 

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